- 初めてご受診の方へ
- 当院の診療方針
- 初診時にお持ちいただくもの
- 診察予約について
- 受診の流れ
- 当院で対応している主な診療内容
- お腹や胃のお悩みがある方へ
- 当院で受けられる検査
- よくあるご質問(Q&A)
- 些細な症状でもお気軽にご相談ください
初めてご受診の方へ
はじめて医療機関を訪れる際、多くの方が「きちんと診てもらえるだろうか」「検査は痛くないだろうか」「どんな流れで進むのだろう」など、様々な不安を感じる方もおられるかと思います。当院では、そのような不安に寄り添い、初めてご来院される方でも安心して受診できるよう、丁寧な説明と温かい対応を大切にしています。
当院は、内科・消化器内科を専門とし、胃カメラ・大腸カメラ・エコー検査・レントゲン検査などの検査にも力を入れているクリニックとなります。松山市の地域に根ざし、皆さまにとって「気になったらまず相談できる身近なかかりつけ医」を目指しています。
当院の診療方針
当院は、消化器内科・内科医としての高度な専門性を土台に、地域のかかりつけ医として幅広い内科疾患にも対応しています。単に症状をやわらげるだけの治療にとどまらず、
- なぜその症状が出たのか
- 生活習慣/食事/ストレスなど背景にどんな要因があるか
- 今後再発させないために何が必要か
といった“根本原因の追及”を重視しています。
胃腸の症状は、日々の生活と密接に関わるものが多く、適切な診断と治療を行うことで日常生活の質が大きく改善します。松山市にあるかしもと内科・胃と腸の内視鏡クリニック 松山では、患者さま一人ひとりの生活スタイルに合わせた丁寧で具体的なアドバイスを行い、「相談してよかった」と感じていただける診療を心がけています。さらに、早期発見が重要な胃がん・大腸がんについては、胃カメラ・大腸カメラの専門性を活かし、痛みに配慮した検査と高精度な内視鏡診断をご提供しています。
初診時にお持ちいただくもの
初めて受診される際は、以下のものをご持参ください。
- 健康保険証またはマイナ保険証
- お薬手帳(服用中のお薬がわかるもの)
- 他院からの紹介状
- 過去の検査データ・画像CD(任意)
※保険証をお忘れの場合は、一時的に自費での対応となりますが、後日保険証を提示いただければ差額を精算できます。
※特定健診・胃がん検診・大腸がん検診などをご希望の方は、受診券や案内書類をお持ちください。
診察予約について
当院では、院内での待ち時間を軽減するため 予約優先制 を導入しています。
お電話・予約システム・LINEよりご予約いただけます。
急な体調不良で予約がない場合でも受診可能ですが、ご予約の方が優先となるためお待ちいただく場合があります。血便・胃痛・胸やけ・下痢・便秘などの軽い症状でも、早めに受診することで大きな病気を未然に防ぐことができます。気になる症状があれば「様子を見る」ではなく、どうぞお気軽にご相談ください。
受診の流れ
1受付
来院されましたら、まず受付に健康保険証をご提出ください。お薬手帳や紹介状、健診結果、画像データなどお持ちのものは一緒にご提示いただけると、より正確な診療が可能になります。当院では Web予約・電話予約 をご用意しており、ご利用いただくことで待ち時間の短縮にもつながります。
2問診票の記入
受付後、問診票をご記入いただきます。
症状が出始めた時期や気になる症状、生活習慣など、診察に必要な事項をお書きください。
記入が難しい場合はお気軽にスタッフにお声かけください。ご一緒に確認しながら進めさせていただきます。
3待合室
問診票ご提出後は、お名前をお呼びするまで待合室でお待ちください。
なお、緊急性の高い患者様がいらっしゃる場合は順番が前後することがあります。あらかじめご了承ください。
4診察
診察となります。当院は複数医師にてご対応をさせていただいております。現在の症状・経過・持病・服薬状況などを丁寧にうかがい、必要に応じて検査をご案内します。当院は「わかりやすい説明」を特に大切にしています。不安や疑問があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご質問ください。特に腹痛、胃痛、腹部膨満感、胸やけ、便秘、下痢、血便、体重減少など、気になる症状がある場合は、消化器内科医としての視点から原因を詳しく診断させていただきます。また、必要に応じて胃カメラ・大腸カメラ・エコー検査・レントゲン検査などの検査をご案内いたします。
5会計・次回予約
診察終了後は待合室でお待ちいただき、準備ができ次第お呼びいたします。
お会計とともに診察券をお渡しします。次回受診の際にご持参ください。
当院で対応している主な診療内容
当院では、消化器内科を中心に内科全般に幅広く対応しております。
- 胃痛・胸やけ・胃もたれ
- 便秘・下痢・腹痛
- 胃炎・逆流性食道炎
- 大腸ポリープ・大腸がん
- ピロリ菌検査・除菌
- 過敏性腸症候群(IBS)・機能性ディスペプシア(FD)
- 胃カメラ・大腸カメラ
- 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 発熱・風邪症状
- 健康診断・各種がん検診
上記以外にも様々な病気や症状に対応しております。些細な症状でもまずは当院にお気軽にご相談ください。
お腹や胃のお悩みがある方へ
消化器内科は、胃・食道・腸・肝臓・胆のう・膵臓など、腹部全体を総合的に診る科目となります。
- 胃痛や腹痛がある
- 胃もたれや胸やけが続く
- 便が細い・黒い・血が混じる
- 便通異常が繰り返す
- 下痢や便秘が続いている
- 食後に胃が張る
- 便潜血陽性の診断を受けた
- 健診で異常を指摘された
このような症状は消化器疾患が背景にあることが多く、胃カメラ・大腸カメラ検査で正しく原因を診断することが早期治療につながります。また、当院では生活習慣や食生活との関係も丁寧に評価し、再発を防ぐためのアドバイスも行っています。
当院で受けられる検査
レントゲン検査(胸部レントゲン・腹部レントゲン)
レントゲン検査は、幅広く活用される画像検査のひとつです。当院では最新のデジタルX線装置を採用し、従来より少ない被ばく量で、より鮮明な画像を撮影できる体制を整えています。
胸部レントゲン
胸部のレントゲンは、肺や心臓の状態を一目で確認できる検査となります。肺炎、結核、肺気腫、胸水、気胸などの呼吸器疾患をはじめ、心臓の大きさや形の異常も評価できます。風邪が長引く方、咳が続く方、息苦しさがある方、胸痛の原因を調べたい方に有用な検査といわれています。また、症状がなくても健康診断で異常を指摘された場合の再検査として用いることもあります。
腹部レントゲン
腹部のレントゲンでは、腸内のガスの分布や便のたまり具合、腸閉塞の兆候などを確認できます。便秘が続いている方、急な腹痛がある方、吐き気が強い方、腸の動きが弱っている可能性がある方などに役立つ検査です。大腸カメラの前処置の評価にも用いられ、腸内の状態を客観的に把握することが可能となります。
心電図検査(ECG)
心電図は、心臓の電気的な動きを波形として記録する検査で、不整脈の有無、心臓の負担、虚血性変化の有無などを確認する検査となります。動悸、息切れ、めまい、胸の違和感などの症状は心臓の病気に関連している可能性があります。
ホルター心電図
当院では、24時間の心電図記録ができるホルター心電図にも対応しています。「ときどき胸が苦しくなる」「症状が出る瞬間を記録したい」という場合に非常に有用です。装着は小型の機器をつけるのみで、検査中は普段通りの生活を送れます。異常の頻度やタイミングを客観的に判断できるため、より正確な診断につながります。
超音波検査(エコー)
超音波検査は、体に負担がなく、放射線も使用しない安全な検査で、非常に活用範囲の広い検査となります。当院では腹部エコーを中心に、心臓エコー、頸動脈エコー、甲状腺エコーなどにも対応しております。
腹部エコー
肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの上腹部臓器の状態を詳しく確認できます。脂肪肝、胆石、胆のうポリープ、膵臓の異常などは自覚症状がほとんどないため、腹部エコーで偶然見つかるケースも少なくありません。健康診断の異常値(γ-GTP、AST、ALT、膵酵素の上昇など)が指摘された際にも欠かせない検査となります。
心臓エコー
心臓の動きや弁の状態をリアルタイムで評価する検査です。胸痛、息切れ、むくみ、健診異常(心雑音など)がある方に用います。必要に応じて心臓の負担の程度も詳しく調べることが可能となります。
頸動脈エコー
頸動脈エコーは、動脈硬化の進行度を把握する検査となります。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方では、脳梗塞の予防として非常に重要な検査となります。エコーは痛みもなく短時間で実施できるため、初診当日の評価も可能となります。
胃カメラ(経鼻・経口)
当院の胃カメラ検査は、「苦しくない・安心できる内視鏡」 を何よりも大切にしています。消化器内科医が、細径スコープを使用しながら丁寧な検査を行い、必要に応じて鎮静剤も使用することは可能となります。
経鼻内視鏡検査(鼻から胃カメラ検査)
鼻から挿入するタイプで、「おえっとなる嘔吐反射が起きにくい」ことが最大の利点となります。検査中も会話が可能で、初めての方や検査が苦手な方でも受けやすい検査となります。
経口内視鏡検査(口から胃カメラ検査)
口から挿入するタイプで、視野が広く病変の見落としがさらに少ないという特徴があります。鎮静剤と併用することで、眠っている間に検査を終えられるため、「楽に受けたい」という方にも多くご選択頂いております。
【胃カメラでわかる主な病気】
- 逆流性食道炎
- 胃炎、萎縮性胃炎
- ピロリ菌感染
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- 早期胃がん
- 食道がん
- 胃ポリープ
症状が軽い段階でも、胃カメラで早期病変が見つかるケースも多くあります。
大腸カメラ(大腸内視鏡)
大腸カメラは、腸の内部を直接観察できる検査であり、大腸がんの早期発見に最も有効な検査となります。当院では、苦痛を軽減するための工夫を徹底し、鎮静剤を用いた“眠ってできる大腸カメラ検査”にも対応しています。
【当院の大腸カメラのこだわり】
- 苦痛を抑える挿入法(軸保持短縮法)を採用
- 鎮静剤で寝ているような状態での大腸カメラ検査
- 最新スコープによる高解像度観察
- 検査中に見つかった大腸ポリープは、その場で切除可能
【大腸カメラでわかる主な病気】
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
- 憩室症
- 直腸炎、虚血性腸炎
- 過敏性腸症候群(IBS)の鑑別
大腸カメラの前処置について
大腸カメラ検査の精度を高めるため、腸をきれいにする下剤を事前に服用していただきます。当院では飲みやすさと負担の少なさを考慮した下剤を採用し、院内での前処置・自宅での前処置どちらにも対応しています。不安な方には看護師が丁寧にサポートさせていただきます。
簡易睡眠時無呼吸検査(SAS検査)
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる病気で、放置すると高血圧・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。当院では、簡単にご自宅で行える簡易PSG検査も実施しています。
睡眠時無呼吸症候群における検査の流れ
簡易PSG検査は、小型の測定器を貸し出し、ご自宅で一晩寝ていただくだけの検査です。呼吸の状態、酸素濃度、いびきなどを記録し、後日データを解析して結果をご説明させていただきます。「いびきが大きい」「日中の眠気が強い」「朝スッキリ起きられない」といった症状がある方は、一度検査を受けるようにしましょう。
よくあるご質問(Q&A)
検査は当日できますか?
採血・尿検査・心電図・レントゲンなどは当日に可能です。
エコー検査や内視鏡検査は原則予約制ですが、状況によって当日対応できる場合もあります。
胃カメラは苦しくありませんか?
当院では鎮静剤を用いた苦痛の少ない胃カメラを実施しています。眠っている間に検査が終わるため、不安の強い方も安心して胃カメラ検査を受けて頂くことが可能です。
大腸カメラの時にポリープが見つかったらその場で取ってもらえますか?
多くの場合は可能です。事前の問診で安全性を確認した上で、当日切除できる体制を整えておりますが、大きさによっては連携医療機関にご紹介させて頂く場合もございます。
予約なしで行っても診てもらえますか?
可能です。しかし予約の方が優先となるため、待ち時間が発生する場合があります。
どんな症状のときに消化器内科を受診すればよいですか?
以下の症状がある場合はお早めにご相談ください。
胃痛・胸やけ・胃もたれ・みぞおちの違和感・便秘・下痢・血便・食欲低下・体重減少・健診の異常(便潜血陽性・バリウム異常など)
些細な症状でもお気軽にご相談ください
胃腸の症状は、「少し調子が悪いだけ」と我慢してしまいがちですが、早期に受診することで重症化を防ぐことができます。松山市にあるかしもと内科・胃と腸の内視鏡クリニック 松山では、初めての方でも気軽に相談できる雰囲気づくりを大切にし、患者さまの健康を長く支えていけるクリニックを目指しています。松山市で胃腸の不調や胃カメラ・大腸カメラ検査・生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)・睡眠時の治療などをご検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
